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2015年1月21日水曜日

SVNリビジョンのログメッセージを変更できるようにする

SVNリビジョンのログメッセージを後から編集できるようにする方法について説明します。

■症状

SVNの初期設定で後からログメッセージを編集をしようとすると、次のようなエラーが表示されます。
 

■説明

リポジトリのルートパスにある"hooks"フォルダに"pre-revprop-change"というコマンドを作成する必要があります。
実際にはその中で変更を受け付けるかなどのコマンドを書く必要があるようですが、幸いメッセージの変更を受け付けるコマンドが書かれたテンプレートが、同じフォルダ内にあるのでこれをコピーします。

■設定方法

  1. リポジトリのルートパスにある"hooks"に移動する
  2. cd /var/www/svn/<リポジトリ名>/hooks
    
  3. ファイルを複製し所有権を"apache"にして実行権限(744)を付与する
  4. sudo -u apache cp pre-revprop-change.tmpl pre-revprop-change
    chmod 744 pre-revprop-change
    

2015年1月9日金曜日

SVNにユーザーを追加する方法

Subversionに新しいユーザーを追加する方法についての説明です。

次のコマンドを使ってユーザーを追加します。
htpasswd -m [パスワードファイル] [ユーザー名]
パスワードファイル:httpのBasic認証のパスワードが保存されているパス
ユーザー名:新しく追加するパスワード

■パスワードファイルの位置を確認するには

パスワードが保存されている位置は/etc/httpd/conf.d/subversion.conf内にある以下の位置を確認します。
<Location /repos>
   <LimitExcept GET PROPFIND OPTIONS REPORT>

      [中略]

      AuthUserFile /etc/httpd/conf/.htpasswd   <---ここを確認する

      [中略]

   </LimitExcept>
</Location>

2014年2月28日金曜日

SVNサーバに新しいリポジトリを作成する

SVNサーバに新たに空のリポジトリを作成する方法についてのメモです。

説明

 SVNのリポジトリを追加するにはsvnadminコマンドを使います。コマンドの詳しい説明に関してはここでは割愛します。
 svnadmin create REPOS_PATH
 リポジトリのパスにはapacheのフォルダを指定しますが、通常"/var/www/svn/"か”/usr/local/svn/”内の任意のフォルダになると思われます。この辺りは設定によって変化します。
 svnadminによってリポジトリフォルダを追加した後、そのフォルダをapacheが使用できるようにパーミッションを変更する必要があります。

小技

  別の方法として、SVNを追加する際にapacheユーザーを偽装することで、パーミッションを変更する作業が必要なくなります。
 ただしこの方法を使おうと思とルート権限で実行する必要があります。

 以上がSVNの作成方法になります。以下に”/var/www/svn/sample”というリポジトリを追加する例を説明します。

方法その1

 フォルダを作成してからパーミッションを変更する方法
svnadmin create /var/www/svn/sample
chmod -R apache: /var/www/svn/sample

方法その2

 ユーザーを偽装してフォルダを作成する方法
sudo -u apache svnadmin create /var/www/svn/sample