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2012年11月2日金曜日

Windows7でアプリケーションが「応答なし」になる

 ドメイン環境でWindows7を使用していると、不特定のアプリケーションで「応答なし」となってしまうことがあります。
 特定のアプリケーションやタイミングなどによって起こらず、最終的にログオフか再起動しないと改善しないこの問題について、マイクロソフトに対処方法が掲載されていたので紹介しておきます。

■原因

 ユーザープロファイルのAppDataをリダイレクトしてい場合、MS IME10の辞書ファイルを作成中にフォルダが見つからないと、作成処理がループしてCPUを100%使い切るようです。

■対象

  • Windows Vista 以降
  • Windows Server 2008 以降

■対処方法

 次のフォルダを作成することで改善されます。
%AppData%\Microsoft\IMJP10
 グループポリシーのログオンスクリプトなどで次のコマンドを実行することで、自動的にフォルダを作成することができます。また、ポリシー適用の範囲をWindowsVista以降にすることで、不要なフォルダの作成も防ぐこともできます。
md "%AppData%\Microsoft\IMJP10"

■参照元

フォルダリダイレクト環境にて Microsoft IME を利用するアプリケーションが応答しなくなる

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