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2014年12月26日金曜日

eclipseでTomcatプロジェクトのJavaバージョンを切り替える方法

eclipseの開発環境でTomcatプロジェクトのJavaを新しいバージョンに切り替える方法についてまとめます。
Java1.8に切り替える例です。

1.新しいバージョンのJDKをインストールする

 まずはじめに新しいバージョンのJDKをインストールしておきます。

2.インストール済みのJREを追加する

 eclipseの設定、「インストール済みJRE」で新しいJREを追加する。もしくは既存のJREを新しいJREに置き換えます。

3.コンパイラー準拠レベルを変更する

 同じくeclipseの設定、「コンパイラー」の「コンパイラー準拠レベル」を新しいバージョンに切り替えます。

4.Javaのビルド・パスにJREシステム・ライブラリーを追加する

プロジェクトのプロパティ、「Javaのビルド・パス」にある「JREシステム・ライブラリー」を選択し「編集」をクリックします。


JREシステム・ライブラリの最新バージョンを選択し「完了」をクリックします。

5.プロジェクト・ファセットを修正する

 プロジェクトのプロパティ、「プロジェクト・ファセット」にある、Javaのバージョンを新しいものに切り替えます。

2014年4月22日火曜日

UDNを使ってデプロイする

UDNを使ってCloudFoundryへアプリケーションをデプロイする方法についての説明です。

 UDNでアプリケーションをデプロイする際、通常フォルダ内のものをすべてアプリケーションにアップロードする動作になりますが、eclipseなどを使って開発しているとデプロイファイルは「WAR形式」によってエクスポートされます。
 拡張子を「ZIP形式」変更し解凍してからデプロイしてもいいのですが、何度もテストするときなどは非常に不便です。
 そこでUDNコマンドを使う際に「--path」オプションを使うことによってWARファイルを直接指定することができます。

■PUSH

 UDNを使ってアプリケーションをデプロイする際注意しないといけないのがRuntimeの選択です。通常デプロイした内容に応じて適切にRuntimeが選択されるのですが、バージョンの違いによって正常に動作しない場合があります。
 これは「udn runtimes」コマンドを使うことでどのRuntimeが利用できて、既定のバージョンが何であるかが確認できます。
udn runtimes
+--------+---------------+-----------+
| Name   | Description   | Version   |
+--------+---------------+-----------+
| java   | Sun Java 6    | 1.6.0_45  |
| java6  | Sun Java 6    | 1.6.0_45  |
| java7  | Oracle Java 7 | 1.7.0_25  |
| ruby   | Ruby 1.9.3    | 1.9.3p484 |
| ruby18 | Ruby 1.8.7    | 1.8.7p358 |
以下略
 上記の様に表示された場合、JAVAでデプロイするとJAVAのバージョン6が既定で選択されます。こういった場合、「push」のオプションに「--runtime java7」を指定することで、強制的にJAVAのバージョン7を使うことができます。
udn push test-app --path test-app.war --runtime java7

■UPDATE

一度デプロイしたアプリケーションはアップデートすることも可能です。
アップデートの際にはRuntimeを指定する必要はありません。
udn update test-app --path test-app.war

2014年2月28日金曜日

Word2010・2013が急に遅くなる時の対処方法

 以前、Word2010・2013が遅い時の対処方法を書きましたが、その対処をしていても急にWordが遅くなり始めることがあります。
 この原因と対処方法について説明します。

症状

 Wordを起動して文章を編集していると急に動きが遅くなる。

原因

 おそらくWordの自動バックアップ機能が保存時のファイル形式にdocxを使用していることが原因と思われます。
 このため自動バックアップがとられるとそれ以降動きが遅くなります。

対処方法

 自動バックアップを無効にする。

副作用

 この対処法をとることで自動バックアップが取れなくなりますのでご注意ください。

SVNサーバに新しいリポジトリを作成する

SVNサーバに新たに空のリポジトリを作成する方法についてのメモです。

説明

 SVNのリポジトリを追加するにはsvnadminコマンドを使います。コマンドの詳しい説明に関してはここでは割愛します。
 svnadmin create REPOS_PATH
 リポジトリのパスにはapacheのフォルダを指定しますが、通常"/var/www/svn/"か”/usr/local/svn/”内の任意のフォルダになると思われます。この辺りは設定によって変化します。
 svnadminによってリポジトリフォルダを追加した後、そのフォルダをapacheが使用できるようにパーミッションを変更する必要があります。

小技

  別の方法として、SVNを追加する際にapacheユーザーを偽装することで、パーミッションを変更する作業が必要なくなります。
 ただしこの方法を使おうと思とルート権限で実行する必要があります。

 以上がSVNの作成方法になります。以下に”/var/www/svn/sample”というリポジトリを追加する例を説明します。

方法その1

 フォルダを作成してからパーミッションを変更する方法
svnadmin create /var/www/svn/sample
chmod -R apache: /var/www/svn/sample

方法その2

 ユーザーを偽装してフォルダを作成する方法
sudo -u apache svnadmin create /var/www/svn/sample

2014年1月20日月曜日

Word2010・2013が遅い時の対処方法

 MS Word 2010・2013を使用していて数ページ程度の文章を書く分には問題がないのですが、十ページ以上の文章で且つ表などを使用すると異常なほど遅くなってきて使い物にならなくなることがあります。
 この現象の原因と改善方法について説明します。

症状

表を作成して文字を入力したり、特にコピーした文字を張り付けると数秒間フリーズする。
全体的に表示速度が遅くなり、マウスホイールなどでスクロールしたり拡大縮小すると急激に移動したり倍率が変更される。

原因

 Word2007から採用された新機能(拡張子「docx」のファイル形式で保存される)を使用することによって発生する。

弊害

この対処方法に対する弊害として新しく追加された機能が使用できなくなります。
この一例として次のようなものがあります。
  • SmartArt
  • 新しい形式の表
  • 新しい形式の図形
  • 新しい形式に数式
このほかにも存在すると思いますが、個人的にまったく使用しないため不明ですので、使用状況に合わせて確認してください。

対処方法

ファイルの保存時にファイルの種類で「Word97-2003文章」選択して保存することで対処できます。

ファイル保存時に変更する

 ファイル名を付けて保存する際に、ファイルの種類から「Word97-2003文章(*.doc)」を選択して保存します。
ファイル保存ダイヤログ

標準の保存形式を変更する

リボンから「ファイル → オプション」を選択しオプションダイヤログを表示し、保存の中にある標準のファイル保存形式から「Word97-2003文章(*.doc)」を選択する。
オプションの設定
別の問題この対処法をとっていてもWordを使用していると急に遅くなることがあります。これについては別の投稿で説明します。