Windows Server Update Serviceの更新情報の管理はすべてデータベースで管理されています。DBは通常SQL Server Expressを使用して運用されますがここに問題があります。
SQL Server Expressはスキーマごとに容量が4GBまでと制限されています。WSUSを数年も運用し続けるとこのデータベースはすぐに4GBを超えてしまいます。
4GBを超えるとWSUSがデータベースを使用するたびに容量制限のログが記録されていき、これに気付かず放置し続けると1か月もすれば数十GBというログファイルが生成されます。
ある日気づくとサーバのシステムドライブが容量不足になっていろいろな問題が発生…ということになります。
クリーンアップで解決できない場合はこちらも参考にしてみてください。
WSUSの「接続エラー」の対処方法について
■WSUS DBのインデックス整理
データベースのインデックスを再構成することでサイズを若干減らすことができます。また、次の「WSUSのクリーンアップ」を行う前にもDBのインデックスを整理しておくことをお勧めします。サーバのクリーンアップを行ったことのない環境では特に作業に時間がかかるようで、インデックスを整理しておくことである程度改善できるようです。
WSUS DB インデックスの再構成の手順について
■WSUSのクリーンアップ
対処方法としてはWSUSのオプションから「サーバー クリーンアップ ウィザード」を実行することです。更新プログラムのクリーンアップについて
■WSUSの再構築
最終手段としてはWSUSの再構築を行うことです。上記リンク先の「更新プログラムのクリーンアップについて」で記載されていますが、製品とクラスを再設定してもデータベースの容量は削減されないようです。この場合、再構築して製品とクラスを適正に設定することで、データベースを新たに作り直すことでサイズを減らすことができるようです。
■対象
OS: Windows Server 2008R2Version: WSUS 3.0
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